1973-07-12 第71回国会 参議院 商工委員会 第19号
それで北島委員長がやめなきゃならぬ。それで北島さんにも追及しましたが、いや、やめいということは一言もなかったと、あなたがそう言わなきゃここ一年ほど待っているうちにいいポストがくるだろうから、黙ってね、詰め腹切らされたなんて言わないほうがいいから、あなた言わないだろう、佐藤さんどうか、私もやめいと言うたことはないと、こういう話だったです、予算委員会で。まさに私が予言したとおりですよ。
それで北島委員長がやめなきゃならぬ。それで北島さんにも追及しましたが、いや、やめいということは一言もなかったと、あなたがそう言わなきゃここ一年ほど待っているうちにいいポストがくるだろうから、黙ってね、詰め腹切らされたなんて言わないほうがいいから、あなた言わないだろう、佐藤さんどうか、私もやめいと言うたことはないと、こういう話だったです、予算委員会で。まさに私が予言したとおりですよ。
かつて公取は、松下——ナショナルの再販事件について北島委員長のときにこれに手をつけようとした。時の内閣総理大臣佐藤榮作氏にさえぎられて、あげくの果てほとんど即座に北島委員長は辞任しなきゃならない、やめさせられるという、詰め腹切らされている。これは国会で問題にしました。
そういう意味で北島委員長も、また山田委員長も、それぞれの時点に立ってよくお考えになって、いろいろやられたことだと思います。
特に再販の抜本的な改正について、北島委員長の時代に非常に大きな改正を含んだ法案が提出されるという事態がありまして、私ども、この問題について賛意を表して、ぜひ国会でこれを承認をしたい、このように考えておったところ、いかなる理由か、この法改正が流れてしまいました。当時、北島委員長はその直後に辞任をされたわけであります。また、事務局長も相次いで辞任をされました。
北島委員長のおっしゃったことは、たぶん、推測でございますが、三〇%以上になって、しかも一位になるというような場合には、警戒ラインと申しますか、注意をしなければならないということで、それ以上は競争制限的になるという趣旨ではないと存じます。私どももそういう場合には十分注意をして調べたつもりでございます。
それから内容的に公取がそこまでいっていいのかどうか知りませんけれども、契約内容、これは北島委員長当時にこれを改正しようとした際は、内容の公開なんということも考えておったわけですが、親企業と下請企業の関係と同じなんですが、メーカーがみずからの優位な地位を利用して、小売り店に対して非常に無理な契約内容を押しつけてくる。リベートの問題しかり、マージンの問題しかりであります。
北島委員長の言を借りれば、おとり廉売については十九条違反としてこれは取り締まれると言っている。二十四条の二なんていうのは取っ払っても、おとり廉売がかりに起こってくるならば、十九条で取り締まれると言っているのです。私どももそう思う。
そうして最終的に、政府側の意見は不統一じゃないかということになって出てきたのが、各省次官が出て来まして、それはもう大体問題点というものを集約をして、そのおとり廉売については、北島委員長は、現行独禁法の十九条をもってこれは取り締まることができるということを言明し、大体そういう立場から法案作成にあたってその点の改正をすれば足りるということでこれは意見調整ができた。
だけれども、やはり前回いろいろと、せっかくほかの委員の方にも来ていただいて質問をした限りにおいては、どうも委員長、言ってみれば、今日の公正取引委員会が合議制である、したがって、委員長はそういう考えを持っておったけれども、全体を見ればなかなか委員長の言うようなことにならない、もし委員長が言うようなことを無理に通せば前の北島委員長のような結果になっていく、——ざっくばらんな話をすればですよ、というようなこともいろいろと
しかし、ほかの委員の人たちは、北島委員長当時からおられた委員であって、そしてこの提案に対しては、合議制なんだから、責任を持って改正案を出さなければならぬということで、五人の委員の意見が一致して、そして作業に取りかかり、提案の準備をして、先ほど私が申し上げたような了解運動に入ったのでしょう。
独禁法の運用だけでは再販価格を押えられないということで前の北島委員長時代に作られたこの法案が「現行の独禁法運用の強化で十分」という理由で提出が見送られたのは消費者のための前進の姿勢を、くるりと後ろ向きにして歩き出したようなものである。」そういったような意味の投書あるいは消費者の意味というものが巻き起こってきているわけであります。
先ほどから問題になっております独禁法の二十四条の二でございますけれども、これについて前北島委員長は、これははっきりもう削除したほうがやりいいんだというような御意見だったと思うのであります。去年の七月の参議院の物価委員会であったと思うのですが、議事録でそのように承知しております。
事務局案ということで私ちょっとやっぱりつっかかるところがあるものですから、これは明らかにしてもらいたいと思いますが、当時の北島委員長は、これは公取案と、この国会で言ってるわけです。
○武部委員 私が昨年の七月の参議院のことを言ったのは、前北島委員長の見解とそれから山田現委員長との見解に何かちょっと開きがあるように思うので、そういうことを引用したわけであります。まあ山田委員長は、かなりあるけれども、すべてではないとおっしゃる。前委員長は、明らかに不当な取引制限と解すべきような発言をしておられるわけです。
最後に昨年この委員会でもってブラザー工業のやみ再販の事件、これは北島委員長のときでございましたけれども、これはすぐに是正する、監視するというようなことがございました。それ以後の経過について伺いたいと思っております。
○武部委員 昨年の七月十九日、参議院の物価問題特別委員会で木村美智男委員が同様な質問をいたしまして、これに対して当時北島委員長はこういうふうに答弁をしておられます。正しい指摘である、再販の場合、実質上横の競争も押え、縦も押えるのであるから、独禁政策上カルテルよりも強いと言える、こういう答弁を北島委員長はしておられるわけであります。
○田代富士男君 それで、いま委員長のおっしゃるとおりに、今度新しい再販の規制法案につきましては二、三カ月かかるということでございますが、前委員長の北島委員長は、法案だけは通したいということで、うしろ髪を引かれる思いで立ち去って行かれた。
御承知のとおり、いま中谷君からいろいろ質問いたしましたナショナルの問題でございますが、赤新聞は北島委員長が松下電器から打ち取られたというようなことを盛んに書き立てたことは御承知のとおりと思います。主婦連等は北島委員長が辞任をするということに対して非常に不可解な不満をぶちまけていることは、あなたも御承知のとおり。竹中事務局長がやめたいきさつについても、いろいろと取りざたされているわけです。
どうか、北島委員長の業績を引き継ぐには最も適当な人物として御支持をお願いしたいと思います。
それは、前北島委員長がまあ独禁法の番人、あるいは物価の番人というような姿で非常に活躍しまして、消費者側等から評判がよかったわけでございます。しかるに、去年の十二月ごろから辞意を表明したといわれております。で、去年の十二月といえば、ちょうど家電大手六社に対するいわゆる排除命令が出まして、審判に持ち込んだわけでございますが、そのトラブルから辞意を表明したのではないかというようなうわさも立っております。
ところが、北島委員長が、参議院の物価対策特別委員会に御出席になって、指定商品を徹底的に再検討し、適当でない商品はどんどん削除するという御答弁をしていらっしゃる。あるいは、やみ再版維持行為の監視を強化する、これはもう当然なことでありますけれども、そういう表明をいたしておられるようであります。
私は当委員会において、北島委員長に注意を喚起したこともある。ところが、公取が調査に乗り出した、そういう事実がないのであります。具体的にどの地域でそういうことが行なわれておるかという特定な地域を、これから調査をしようとお考えになっていらっしゃるかということを私は尋ねたのでありますが、実はそうではないというお答えがあった。
○木村美智男君 長官、私が最後に言っているあたり、ほんとうのところね、おそらく公正取引委員会の北島委員長が、何とか物懇の提案にとにかくこたえてこの物価問題をできる限りひとつやっていこうという趣旨で出した、これはいわば今日の再販問題についてはきわめて良心的な考え方だけれども、案としては微温的なものですよね。
もし言われているように、これ直ちに、こうなるともう消したも同然ということになる、消したということを宣伝したことに通ずることになる、という、それだけのことで、いま言うのはちょっとかんべんしてくれと言うなら、これ以上のことは、事情わかる気もしますからこれはやめますが、私はやはり、一つは、独禁法の少なくとも番人、と言っちゃ語弊があるかもしれないが、総元締めとしての公取としては、法律運用の立場から、何か北島委員長
その問題に対しまして、きょうは、消費者の味方であります長官もお見えになっておりますから、この問題に対しまして消費者の味方の代表としてどういうお考えであるか、また、この当事者でありますところの北島委員長もお見えになっておられますから、最初に、そのことをお伺いさせていただきたいと思います。
それはいま北島委員長のツルの一声で業界がびっくりすると思います。だから、私一番問題になっておるところを聞きたいんですが、その問題が聞けない。これは残念ですけれども 検討されるとおっしゃるんですから楽しみにしております。数字が一致したら大したものだとひとつ思ってください。
そこで、まことにおそれ入りますが、閣議で、いま北島委員長の言われましたようなことがどのような形式において決定され、あるいは了承されたかということにつきまして、私に記憶違いがございますといけませんから、ちょっと調べさせていただきたいと思うのでございます。
まず、昨年の十二月の初めころに、これは当時の新聞報道そのまま言っておるわけですが、北島委員長は記者会見を行なって、この物懇の提案を受けて立った公取として、まず再販規制に取り組むという立場から、再販の規制をするのには、もう現行法の改正といったような立場じゃなしに、単独立法をもってこの規制をするのだという、きわめて注目すべき意見を述べられておる。
北島委員長。
私と北島委員長はやや同意見のようです。独禁法の立場から見て、カルテルというものから消費者を守るということになれば、その態度をとるべきである。私は一番最すね、独占。寡占化あるいは市場の独占をねらってやるところの行為である、こういうところから、中小企業の協定等々はいわゆるカルテルではない、こういう考え方を一時持っておったのであります。